【NQNニューヨーク=横内理恵】5日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3日続伸で始まり、午前9時40分現在は前日比30ドル01セント高の3万4163ドル04セントで推移している。イエレン米財務長官が金利上昇を予測した前日の発言を修正し、金利先高観が後退。前日に売られた主力ハイテク株が買い直された。一方、ヘルスケア株への売りがダウ平均の上値を抑えている。
イエレン氏は前日の米誌のインタビューで「米経済の過熱を確実に防ぐため、金利は少し上昇せざるを得ない」と述べたが、その後別のセミナーで「(利上げを)予言したり、提言するつもりはない」と発言を事実上修正した。市場の金利上昇懸念が薄れ、主力ハイテク株が買い直された。スマートフォンのアップルは2%高となる場面があった。
新型コロナワクチンの普及を背景にした消費関連や景気敏感株への買いも続いている。スポーツ用品のナイキや化学のダウ、石油のシェブロンが高い。
半面、最近まで上げが目立っていたドラッグストアのウォルグリーン・ブーツ・アライアンスや医療保険のユナイテッドヘルス・グループが売られている。
からの記事と詳細 ( 米国株、ダウ続伸で始まる 主力ハイテク株に買い直し - 日本経済新聞 )
https://ift.tt/3vMz1Lt
No comments:
Post a Comment