
菅総理大臣とバイデン大統領による初めての日米首脳会談はさきほど始まりました。両首脳は台頭する中国への対処方針を確認するとともに、気候変動問題での協力を強化するなどとした「日米気候パートナーシップ」を立ち上げることで合意する見通しです。
アメリカの首都ワシントンを訪れている菅総理大臣は、先ほど、日本時間の午前2時半すぎから、ホワイトハウスで、アメリカのバイデン大統領との日米首脳会談に臨んでいます。
会談は、最初におよそ20分間、通訳を同席させて2人だけで行ったあと、少人数会合が続いています。
菅総理大臣がアメリカを訪問するのは就任後初めてで、バイデン大統領が対面で会う最初の外国首脳になります。
今回の会談で、菅総理大臣はまずは個人的な信頼関係を深め、新型コロナウイルス対策を含め、幅広い分野について意見を交わす考えです。
会談で、両首脳は、台頭する中国への対応をめぐり、東シナ海・南シナ海への海洋進出や、新疆ウイグル自治区などの人権問題で深刻な懸念を共有し、自由で開かれたインド太平洋の実現に向けた連携を確認する見通しです。
また、台湾周辺で、中国が軍の活動を活発化させていることにアメリカが強い警戒感を示す中、会談でどのような言及があるかが焦点の1つです。
さらに、重要課題と位置づける気候変動問題については、両国の協力を強化するなどとした「日米気候パートナーシップ」を立ち上げることで合意し、両首脳は来週、オンラインで予定されている気候変動問題サミットまでに、2030年までの温室効果ガスの削減目標に関するコミットメントを表明することなどを確認する見通しです。
会談のあと、菅総理大臣とバイデン大統領はそろって記者会見を行い、成果を盛り込んだ共同声明を発表することにしています。
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