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Wednesday, February 3, 2021

森氏発言” 韓国での反応「日本の指針のみならず世界にも反した」(吉崎エイジーニョ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース

3日午後の「森喜朗東京五輪大会組織委員長による女性関連発言」は韓国メディアでも報じられている。

日本オリンピック委員会(JOC)の臨時評議員会でのものだ。

日本での第一報が報じられた後の3日夜の時点では、スポーツメディア「OSEN」など数媒体がこれを報じた程度だったが、翌24日午前に国内最大の通信社「聯合ニュース」日本特派員がこの件の日本での反応の大きさを見たか、記事を執筆・配信した。

これと前後して、4日10時5分時点では11媒体の記事が「NAVER(同国最大のポータルサイト)」に掲載されている。

これら記事では、日本のメディアを引用しつつ、こういった見出しが打たれた。

「日本の森東京オリンピック委員長”女性蔑視”発言に批難」

(聯合ニュース)

「森組織委員長『女性理事が増えれば会議が長引く』…性差別発言が波紋」

(京郷新聞)

「東京オリンピック組織委員長”性差別発言”…開催に暗雲」

(韓国日報)

「’女性は口数が多くて頭が痛い’ 東京オリンピック組織委員長 性差別発言に批難」

(女性新聞)

「コロナ関係なしという東京オリンピック、性差別。会議にも笑いだけ」

(ソウル新聞)

「日本 森組織委員長”女性が多い会議、時間が長引く”発言に批難」

(YTN)

こういった話題が出ると、「海外の目は?」という記事が多く出る。しかし、こと韓国に関しては、近年は率直なところ「日本のネットニュースを引用」というケースが多く、ややもすれば「日本で報じられている点を、韓国の視点として二番煎じで見る」という傾向もある。それでも上記で紹介した見出しのように「どこを切り取るか」でその国で重要視される点が感じられるものだが。

そういったなかでも、「スポーツ京郷」は、独自にこの点を報じた。

東京五輪は、IOCが2014年に承認した中長期改革指針である「オリンピックアジェンダ2020」を通じ、五輪参加国の男女比率を同等にすることを目標に掲げた。(そういったなかで)日本のスポーツ界は女性の進出が遅れている面があり、政府が各競技団体に女性の人員を増やすという指針を掲げた。昨年JOCは理事全体のうち女性の比率を40%以上にするという目標を掲げたが、現在は25人の理事のうち女性は5人に過ぎない。

日本のSNSを見る限り、今回の「森氏発言」で多くシェアされているのは下記の朝日新聞の記事だ。

「女性がたくさん入っている会議は時間かかる」森喜朗氏

3日の評議委員会での関連発言部分がしっかりと収録されているが、「JOCの女性進出方針」のくだりは下記の通り、あくまで国内での決定との説明にとどまっている。文字数の”尺”が考慮されたか。

JOCの理事は25人で、うち女性は5人。JOCはスポーツ庁がまとめた競技団体の運営指針「ガバナンスコード」に沿い、全理事のうち女性の割合を40%以上にすることを目標としている。

いっぽう「スポーツ京郷」の記事は、もともとがIOCの方針であり、JOCもそれに沿っているという点を改めて紹介している。

つまり森氏の発言はIOCの精神にも反しているという根拠が、韓国では紹介されているのだ。

また、この件をいち早く4日の午前3時36分に報じた「ニュース1」には、男性の読者からこういったコメントが入っている。

「www 女性がいると会議が長引く~ コメディなの? 会議が長引くのはあなたたちの無力でしょ~ つねに『検討いたします』『報告します』『追ってご連絡します』何の決定ができるの?」

日本に関してよく使われるジョークだ。「検討します」と言い、話し合いばかりを続けて時間がかかる。決して女性のせいではない、という点が強烈に皮肉られていた。

(了)

参考:日本オリンピック委員会(JOC)の臨時評議員会での森委員長発言全文(出典:日刊スポーツ)

森会長「NHKは動かないと」/発言全文1

森会長「私が悪口を言ったと書かれる」/発言全文2

森会長の心境「どんなことあってもやる」発言全文3

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