野村証券は２５日、運用の管理費用として顧客が支払う「信託報酬」を無料にした国内初の投資信託を３月１６日から販売すると発表した。少額投資非課税制度（ＮＩＳＡ）の長期積立枠「つみたてＮＩＳＡ」のインターネット取引のみで扱う。２０３０（令和１２）年１２月末までの約１０年間を対象とし、この商品で野村側が得る収益はゼロになるという。
証券業界では信託報酬の引き下げ競争が激しくなっており、無料化することで若年層や投資初心者を囲い込む狙いがある。３１年１月以降も業界最低水準を目指す。
対象の投信は野村証券と野村アセットマネジメント、野村信託銀行のグループ３社が手掛ける「野村スリーゼロ先進国株式投信」。つみたてＮＩＳＡは１８年１月に始まった制度で、購入時の手数料はかからず、２０年間の非課税期間がある。
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February 25, 2020 at 06:46AM
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野村、管理費無料の投信販売 つみたてＮＩＳＡのみ扱い - 産経ニュース
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