震災前後の同じ場所を比較した写真展始まる／岩手・盛岡市
2021年03月01日 12:00 更新東日本大震災発生からまもなく１０年になるのを前に、震災前後の沿岸の様子を比較した写真展が、盛岡市で始まりました。
震災前の懐かしい街並みや津波による爪痕、そして避難所から発信した力強いメッセージなど。４０枚の写真は当時、大船渡市在住の警察官・佐々木哲さんが撮影したものです。
震災前と震災直後に、大船渡市や陸前高田市の同じ場所で撮影された写真が、上下に並べて展示されています。このうち２００９年に撮影された、道の駅高田松原タピック４５の野外イベントの様子は、多くの人が集まっているのが写っていますが、この場所も津波により様子は一変してしまいました。
沿岸のにぎわいが再び戻ることを願って行われているこの写真展は、今月３１日まで開かれています。
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