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Wednesday, February 24, 2021

聖火リレー、式典のみや中断も コロナ感染対策を発表―東京五輪組織委 - 時事通信ニュース

2021年02月25日12時24分

昨年、JR福島駅前での「復興の火」としての展示を終え、ランタンに納火された東京五輪の聖火=2020年3月、福島市

昨年、JR福島駅前での「復興の火」としての展示を終え、ランタンに納火された東京五輪の聖火=2020年3月、福島市

  • 聖火リレーのメディア説明会であいさつする東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長=25日午前、東京都中央区(代表撮影)

 東京五輪・パラリンピック組織委員会は25日、3月25日から47都道府県で実施する五輪聖火リレーの新型コロナウイルス感染対策を発表した。当該地域で緊急事態宣言や不要不急の外出自粛要請が発出された場合は、必要に応じて公道でのリレーを取りやめて無観客での点火セレモニーのみを実施。沿道で過度な密集が発生した場合は、リレーを中断するとした。

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 沿道での観覧は認められるが、居住する都道府県内のみとし、マスク着用や大声を出さないことを要請する。著名人ランナーには密集対策ができる場所で走行するように配慮。最終の聖火到着地で各日行われるセレモニーの観覧は原則として事前予約制とし、場合により出発式の人数制限も行う。密集回避に向け、リレーの模様を毎日インターネットでライブ中継する。
 ランナーには実施2週間前から会食を避けること、感染が疑われる場合は参加を見合わせることなどを求める。緊急事態宣言などが発出された地域に在住し、都道府県境を越えて移動するランナーには、走行前1週間以内にウイルス検査を受けることを推奨。検査費用は組織委が負担する。走行時に一定の距離を確保すれば、マスクを着けないことも認める。
 各地域で計画通りに実施するかどうかは、ウイルス感染状況を踏まえて約1カ月前に判断。日程前半の福島、群馬、長野の各県については予定通りとするが、3月28~29日に行われる栃木県は公道での実施について判断を保留し、感染状況により2週間前をめどに決める。
 聖火リレーは3月25日に福島県のサッカー施設「Jヴィレッジ」を出発し、東京・国立競技場で開会式が行われる7月23日まで全国を巡る。参加ランナーは1万人規模になる。

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