やはり菅義偉政権の「弱み」の一つは対中国政策なのだろう。そんな思いを強くする。
政府は先週、中国・韓国を含む11カ国・地域からのビジネス関係者らの日本への入国について、全面的に止めると発表した。
首相は当初、対象国で新型コロナウイルスの変異株の感染が確認されない限り、受け入れを続けると言っていた。にもかかわらず、自民党内から突き上げられて、一転、方針を変えたのだ。
思い起こしてみよう。
昨年2月、当時の安倍晋三首相は中国全土からの入国禁止措置が他国に比べて遅れた。この年春に予定されていた習近平国家主席の訪日を控え、中国に気兼ねしたからだと言われたものだ。
このため安倍氏と親しい作家の百田尚樹氏らからも「政府は無能だ」とまで批判される結果となった。「桜を見る会」等々、何があっても安倍氏を支持してきた保守層も、話が中国となると黙っていない。あれが安倍政権が弱体化する始まりだったと今でも思う。
今度も似ている。
入国禁止措置が遅れたのは、…
からの記事と詳細 ( 熱血!与良政談:「菅降ろし」の始まり方=与良正男 - 毎日新聞 )
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