【NQNニューヨーク=戸部実華】29日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4日続伸して始まり、午前9時35分現在は前日比154ドル49セント高の3万0558ドル46セントと過去最高値を上回っている。27日の米政府の追加経済対策の成立を受け、投資家がリスク選好を強めている。29日も幅広い銘柄に買いが先行した。
民主党が過半数を占める米下院は28日、追加経済対策に盛り込んだ現金給付を1人600ドルから2000ドルに積み増す単独法案を可決した。共和党が多数派の上院を通過する公算は小さいが、給付増額の可能性を期待した買いも入っているようだ。
ダウ平均の構成銘柄では映画・娯楽のウォルト・ディズニーとクレジットカードのアメリカン・エキスプレスが高い。航空機のボーイングも買われている。2019年3月から運航を停止していた主力小型機「737MAX」について、アメリカン航空グループが29日に運航を再開することが好感された。
前日に上昇が目立ったスマートフォンのアップルやネット通販のアマゾン・ドット・コムなど主力ハイテク株も買いが先行している。
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