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Saturday, December 26, 2020

恒例の県発表「おもなできごと」、8項目のみに - 中日新聞

 県が、県政にまつわる一年間の主な出来事をまとめて発表する年末恒例の「県政おもなできごと」が、今年初めて十項目を下回り、八項目にとどまった。目玉となるような行事が少なかったことが要因。新型コロナウイルスの感染拡大の影響がここにも及んだ形だ。

 県広報県民課によると、例年は各部局から候補を募り、話題性や注目度の高さを勘案して十項目ほどに絞り込んでいる。この選考方法になってからの過去四年間は二〇一七、一八年がともに十項目、一九年が十一項目となっている。

 特に一九年は、全国都市緑化信州フェア(信州花フェスタ)や二十カ国・地域(G20)エネルギー・環境相会合などの行事がめじろ押しで、提案は二十項目以上。今年は当初から新型コロナの影響を考慮して、同課がリストアップした七項目を逆提案した。

 最終的に企画振興部から要望があった「県デジタルトランスフォーメーション(DX)戦略を策定」を加えて八項目に。数は減ったが「新型コロナウイルス感染症への対応」が最上段に記載された。担当者は「今年は新型コロナ一色で選考に頭を悩ませたが、来年は感染が収まり、例年通りの状態に戻ってほしい」と願っていた。

 (我那覇圭)

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