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Thursday, November 26, 2020

日産、なぜガソリン車廃止!? 新型「ノート」がe-POWERのみの理由とは - くるまのニュース

日本市場で人気の高いコンパクトカー。2020年2月にはトヨタ「ヤリス」やホンダ「フィット」がガソリン車とハイブリッド車を設定して発売されました。一方で、後発となる日産新型「ノート」は同社のハイブリッド技術となるe-POWERのみの展開です。なぜ、新型ノートではガソリン車が廃止されたのでしょうか。

なぜ新型ノートにはガソリン車が設定されないのか?

 近年、世界中で「ガソリン車/ディーゼル車の販売禁止」が検討されており、欧州や北米、中国などでは2030年から2040年に電気自動車(EV)や燃料電池車(FCV)以外のクルマの販売が出来ないという方針を打ち出しています。
 
 そのため、各自動車メーカーでは電気車のラインナップが拡充しつつあり、日産が新たに発売するコンパクトカー新型「ノート」でもガソリン車を廃止し、全車で「e-POWER」を搭載するといいます。なぜ、売れ筋モデルの新型ノートのガソリン車を廃止したのでしょうか。

9年ぶりのフルモデルチェンジでガソリン車を廃止した3代目ノート。
9年ぶりのフルモデルチェンジでガソリン車を廃止した3代目ノート。

 海外では、前述のように2030年から2040年に掛けて電気自動車や燃料電池車しか販売出来なくなります。

 一方の日本では、2050年に販売されるすべてのクルマをEVやハイブリッド車などのモーターを使った電動車とする目標を打ち出しています。

 海外とは異なり、2050年でもガソリンエンジン/ディーゼルエンジンとモーターを組合せたハイブリッド車の販売が認められる予定です。

 このように地域差は存在するものの、電動車が急速に普及していくのは確実ですが、2020年時点ではまだまだガソリン車の需要も高いのが日本市場の現状といえます。

 現在の日本市場では、ガソリン車、ディーゼル車、ハイブリッド車、電気自動車、燃料電池車が販売されており、販売台数上位のモデルの多くにはガソリン車とハイブリッド車を設定しています。

 過去10年ではハイブリッド車の比率は増えつつありますが、それでもガソリン車のほうが車両価格が安価なこともあり、近場の移動がメインな使用用途において人気のある軽自動車やコンパクトカーでは、ガソリン車のほうが支持される傾向です。

 そんななかで、2020年11月24日に発表された新型ノートは、全車に日産のハイブリッド技術となるe-POWERを搭載することが明らかになりました。

 e-POWERはガソリンエンジンとモーターを融合した電動パワートレインです。

 ガソリンを燃料にエンジンが発電機を回して電気をつくり、大出力モーターのみで100%駆動。電気自動車「リーフ」のようななめらかな走りを楽しむことができます。

 2016年に先代となる2代目ノートに初採用された後、2018年に現行セレナ、2020年にキックスと相次いで搭載。

 先代ノートや現行セレナでは、ガソリン車とハイブリッド車を設定していますが、実際に、ノートやセレナのパワートレイン販売比率では、購入者の約7割がe-POWERを選んでいるといいます。

 キックスは海外向けにいくつかのガソリンエンジンを地域によって設定しているものの、日本市場では新型ノートと同じくe-POWERのみの展開です。

 しかし、キックスはノートやセレナと違いタイの工場で生産されて日本に輸入されて販売されるという経緯もあり、売れ筋のパワートレインとなるe-POWERに絞るという「選択と集中」の結果といえそうです。

 では、なぜ国内市場で好調な売れ行きかつ国内生産の新型ノートでも、e-POWERのみの販売となったのでしょうか。

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