Asik Jost: コロサスキー場雪待つのみ人工滑走面を拡張

Sunday, November 29, 2020

プラスチック製のマットを整備する参加者ら＝七尾市多根町の七尾コロサスキー場で

◇来月26日オープン

　１２月下旬のオープンを予定している七尾コロサスキー場（七尾市多根町）で２９日、同市スキー協会の会員らが積雪が少なくても滑走できるプラスチック製マットを整備した。今季は念願の「動く歩道」も新設。関係者はオープンできる日を楽しみにしている。（稲垣達成）

　整備したのは傾斜が緩やかな子ども向けのコース。これまでもマットはあったが動く歩道の整備に合わせ、範囲を約五百平方メートル拡張。マットにより雪が解けにくくなるといい、圧雪車とリフトを動かす目安の積雪五〇センチに達しなくても、滑走が可能になるという。

　協会員ら約三十人が参加。三十センチ四方のマット計約五千二百枚を組み合わせてゲレンデに敷いた。湖畔公園コロサ管理組合の白根熙之（ひろゆき）事務局長は「あとは雪が降るだけ。オープンの日が待ち遠しい」と語った。

　コロサスキー場は積雪不足のため二〇一八、一九年度と二年続けて一般営業できなかった。今季は十二月二十六日オープン予定。