フランス国防省は12日、同国ダッソー社開発の戦闘機ラファール18機をギリシャ政府が購入すると発表した。ギリシャは、東地中海で海底資源開発を進めるトルコとの緊張が高まる中で軍備増強を決定した。
フランスの主力戦闘機ラファールは既にインドなどに納入されているが、フランス国防省によると欧州の国の購入は初めて。国防省は「ギリシャ軍とフランス軍の作戦・戦略上の協力強化につながる」と歓迎した。
AP通信によると、ギリシャのミツォタキス首相は12日、ラファールのほか、ヘリコプター4機とフリゲート艦4隻の新規購入などの軍備増強を発表した。ラファールは、同じくダッソーの開発で老朽化するミラージュ2000に置き換わる。
ギリシャやフランスなど南欧7カ国の首脳は10日、東地中海情勢を巡り、トルコが対話に応じなければ欧州連合(EU)で新たな制裁を検討するとの声明を発表。フランスのマクロン大統領はEU内でトルコ批判の急先鋒となっている。(共同)
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