くだものの産地として知られる宮城県蔵王町で、秋の味覚「ナシ」の収穫が始まりました。 蔵王町では、約７０軒の農家がナシの栽培に取り組んでおり、年間約１５００トンを出荷する県内一の産地となっています。このうち、円田地区の佐藤文子さんの果樹園では、１週間ほど前から収穫が始まり、朝早くから家族でもぎ取りに追われています。収穫が始まったのはみずみずしく甘味が強いのが特徴の幸水という品種で、佐藤さんはたわわに実ったナシの熟し具合を確かめながら一つひとつもぎ取っていました。２０２０年は、梅雨の時期に低温が続き生育が心配されましたが、８月に入り気温が高く、好天に恵まれたため甘くて品質のいいナシが収穫できているということです。 幸水の収穫は９月中旬までで、その後、豊水やあきづきなどの品種の収穫が１１月初旬まで続き、農園の直売所などで販売されるということです。
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August 23, 2020 at 08:21PM
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