2020年08月24日16時24分
全英女子ゴルフの第２ラウンドでショットを放つ渋野日向子＝２１日、英北部ロイヤルトルーンＧＣ（主催者提供・時事）
【ロンドン時事】２３日に閉幕した女子ゴルフのメジャー大会、ＡＩＧ全英女子オープンで、１９９８年度に生まれた「黄金世代」の４人は難コースにはね返された。決勝ラウンドに進んだ畑岡奈紗は６４位と下位に沈み、連覇を狙った渋野日向子、勝みなみ、河本結は予選落ちに終わった。会場のロイヤルトルーンＧＣは英国を代表する名門リンクスコース。日本にはない厳しいコースセッティングに加え、海から吹き荒れる強風に屈した形になった。
畑岡はカットラインぎりぎりながらも、３度目の全英で初めて決勝ラウンドに進んだが、４日間連続のオーバーパーで通算１４オーバー。悔しさをにじませ、「風の読みが甘かったり、ショートゲームでなかなかチャンスにつけられなかったりした」と課題を認識した。
渋野は不安を抱いていたショットの不振が響いた。前哨戦に続いてリンクスでの大会を２日間で終え、「リベンジした過ぎる」と来年以降の巻き返しを誓った。
勝と河本はともにリンクス初挑戦。勝は乗り継ぎの空港でキャディーバッグが届かず、手元に来たのが開幕前日というトラブルにも見舞われた。「ゴルフの内容には納得がいっていない部分が多かったけど、コースを楽しめていた」と前向きに振り返り、キャディーを務めた母の久美さんに「きつかったと思うけど、顔に出さずに担いでくれて、本当にうれしかった」と感謝を口にした。
メジャー初出場でもあった河本は初日に４オーバーと耐えながらも２日目に崩れ、「収穫はあり過ぎて一言では言えない」。好感触のショットがミスになることも多いリンクスの怖さを思い知り、「アンラッキーを許容範囲として受け入れる心を持っていないといけない」と自分に言い聞かせた。 
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August 24, 2020 at 12:24AM
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はね返された黄金世代 予選通過は畑岡のみ―全英女子ゴルフ - 時事通信ニュース
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