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Sunday, August 2, 2020

熊本豪雨発生から1ヵ月 球磨村で仮設入居始まる - 西日本新聞

 熊本県南部を中心に甚大な被害をもたらした豪雨は4日、発生から1カ月を迎える。球磨川の氾濫などで5千棟超が床上浸水し、今も1500人近い被災者が避難所で生活する。同県球磨村では2日、被災地で初めて仮設住宅の入居が始まり、生活再建に向けた動きも徐々に進んでいる。

 7月4日未明から朝にかけて湯前町で386・5ミリ、水俣市で367・5ミリなど記録的雨量を観測した。同30日現在、床上浸水被害は人吉市3775棟、芦北町888棟、球磨村470棟など32市町村で計5594棟に上る。

 住家被害の認定調査は23市町村で6726棟に着手し、全壊は223棟、半壊は360棟。5871世帯が罹災(りさい)証明書を申請した。

 避難所は県南部の9市町村44カ所に設けられ、7月末現在で771世帯1473人が身を寄せる。建設型仮設住宅は球磨村で146戸、人吉市で144戸など7市町村で計425戸を計画。9月下旬までに入居を終える予定だ。このほか、球磨村は村外にも仮設住宅の建設を検討している。

 村総合運動公園の多目的広場仮設団地(33戸)では2日、入居者が鍵を受け取り、間取りの確認や荷物の搬入を行った。

 妻や娘夫婦ら計11人で入居する舟戸敏則さん(68)は、多良木町の避難所から約40分かけて自宅の片付けに通っており「近くに来られて良かった」と喜ぶ。ただ、仮設住宅の入居期限は2年で「次の生活をどうするか、想像すると不安がある」と話した。

 妻と2人の子どもと入居する村職員武内龍也さん(30)は、村外の親戚宅で避難生活を送る中で、小学1年の長男が時折すねたようなそぶりを見せることが気になっている。「相当な負担を掛けていると思う。妻とケアをしてあげたい」と思いやった。 (長田健吾、小川勝也、和田剛)

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