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Saturday, May 16, 2020

1編成のみ在籍、各線の特徴的な鉄道車両たち(鉄道コム) - Yahoo!ニュース

 JRや大手私鉄の一般列車では、性能や車両設備などの仕様をそろえるために、形式を統一することが一般的です。しかしながら、車両の転属や投入計画の変更といったさまざまな理由で、他と異なる形式・仕様の車両が1編成のみ残されてしまうこともあります。  大量に製造された形式ながら、ある路線では1編成のみの珍しい存在となっている、そんな車両たちをご紹介します。

1編成のみが置き換え対象外に

 京葉線で活躍する209系500番台のケヨ34編成は、京葉線用として活躍する唯一の209系となっています。  209系500番台は、それまで京葉線で活躍していた201系を置き換えるため、2008年に4編成が京浜東北線より転属してきました。しかしながら、同線の201系や205系を置き換えるE233系5000番台の投入が2010年より始まり、209系もこの置き換え対象に。ケヨ31~33編成の3編成は、2010年12月のダイヤ改正で列車が増発された武蔵野線へと転用されました。  一方、ケヨ34編成のみは武蔵野線へ転用されることはありませんでした。JR東日本は当初、京葉線にE233系を25本250両投入すると発表していましたが、実際の投入数は1本少ない24本240両に留まったのです。結局、209系はこの1編成のみが置き換えられず、そのまま活躍を続けることとなりました。  ケヨ34編成は、2016年に制御装置などの機器を更新しており、以降の定期検査も通常通り施行されています。京葉線に1本のみ残る珍編成の活躍は、まだまだ続くようです。

同形式でも違う仕様

 川崎と立川を結ぶ南武線では、E233系が主力車両。6両編成36本が運用されています。この36本のうち、最後に投入されたN36編成は、他の新造された35本とは異なり、青梅線・五日市線から転属してきた車両です。  南武線では、それまで活躍していた205系や209系を置き換えるため、2014年から2015年にかけて、E233系8000番台が新製投入されました。しかしながら、計画されたE233系の投入本数は35本のみ。1編成のみ余る形となった209系ナハ53編成は置き換えられることもなく、同線で引き続き活躍していました。  このナハ53編成の置き換えには、青梅線・五日市線で活躍していたE233系0番台を捻出し、対応することとなりました。両線から転用された青670編成は、ドア上のデジタルサイネージを変更するなど、8000番台と仕様を揃える工事を受け、8500番台に改番。2017年3月に、南武線での営業運転を開始しました。  N36編成は、8000番台と仕様が揃えられたとはいえ、0番台の特徴も有した車両となっています。列車番号の表示位置が先頭車両上部の行先表示器内となっている、電気連結器を装備している、半自動ドアのスイッチが残されている、などなど。ぱっと見は他の車両と同じですが、よく見ると違う部分があるという、趣味者には注目される編成です。

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