鹿児島県の種子島では、全国で最も早い新茶の摘み取りが始まりました。
例年に比べ良い出来に仕上がっているということです。
種子島では、明治時代に静岡から移住してきた人が生産を始めたことをきっかけに茶の栽培が盛んになり、温暖な気候を生かして全国に先駆けて新茶の摘み取りが始まります。
西之表市古田地区の茶畑では18日から収穫が始まり、青々とした新芽が大型の機械で次々と摘み取られていました。
この日収穫されたのは「松寿」という島独自の品種で、まろやかで甘みのある味わいが特徴です。
集められた新芽は工場に運ばれて蒸され、担当者は蒸気に顔を近づけて香りを確認していました。
種子島茶生産組合によりますと、今月に入って寒暖差が大きくなったことから、葉の色や香り、味のいずれも、例年に比べて良い出来に仕上がったということです。
種子島茶生産組合の射場貴大さんは「とてもみずみずしい
お茶ができた。多くの人に知ってもらい飲んでもらえれば生産者冥利につきる」と話していました。
新茶の摘み取りは来月20日ごろまで続き、例年並みのおよそ300トンの収穫を見込んでいるということです。
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