地震から10日、富山県内で最も被害が大きかった氷見市では、応急住宅の受け付けが始まったほか、子どもたちの3学期も始まりました。
嘉藤奈緒子アナウンサー:「きょうから応急住宅の受け付けが始まりました。朝から多くの方が駆けつけています」
氷見市は地震により全壊や半壊となった世帯、また、応急危険度判定で「危険」とされた世帯などを対象に市営住宅や民間の賃貸住宅を応急住宅として一定期間、提供します。
家賃や入居にかかる費用などは氷見市が負担します。今回の地震で氷見市では、住宅の全壊が16棟、半壊が22棟確認されているほか、今月7日までに371棟で倒壊の危険があると判定されています。
被災した市民にブルーシートが無料配布されました。
受け取った市民:「壁の補修ですね。助かります」「どこいっても品不足だし、もう行く気力ないし、助かりました」
ブルーシートは県内の企業や団体が提供したもので、これまで1000枚ほど配布してきましたが、まだ復旧作業が続く世帯が多くきょうも700枚用意し朝から多くの市民が受け取りに来ていました。
また、多くの世帯で断水が続いていますが少しずつ復旧が進んでいます。
北大町に暮らす男性:「いま、こうゆう状態で…。(記者:いつ水が出ましたか?)9日午後ですね。いや~うれしいですよね」
しかし、9日は砂が混じっていたそうです。
北大町に暮らす男性:「飲んでいいのか、確認できるまで飲まないように」
富山県によりますと、10日午前11時時点で3590世帯で断水が続いていて地震の被害の大きかった北大町はまだ多くの住宅で水が出ません。
こちらの男性もまだ水への危機感をぬぐえずにいます。
北大町に暮らす男性:「給水(所)はすぐ近くにあるんですけれど、トイレ用に雨水を使おうかなと思って」
昨夜から降り続いた雨。復旧作業には厳しい雨ですが断水世帯にとっては恵みとなったようです。
北大町に暮らす男性:「節水につながるかなと思って」
氷見市では断水が解消しても使いすぎると下水が路上にあふれてしまうおそれなどがあるため節水するよう呼びかけています。
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