能登半島地震から21日目。石川県珠洲市と能登町でも中学生の集団避難が始まりました。こうした中、被災地はまとまった雨となり土砂災害への警戒が高まっています。
石川県では、輪島市で20日から21日にかけ40ミリ近い雨が降るなど各地に大雨警報も出されました。
気象台は、土砂災害の危険が高まっているとして、警戒を呼びかけています。
一方、ほぼ全域で断水が続く珠洲市と能登町では、21日から、中学生の集団避難が始まりました。
集団避難する中学生
「ずっと勉強できなかったからちょっと頑張りたい」
母親
「(集団避難の)そういう場所を作ってくれた人たちにすごく感謝しています。余震も続いているので、今度また無事に会えるのかなという不安はあります」
珠洲市から集団避難する中学生は保護者が同意した102人の予定で、100キロ以上離れた金沢市の施設に移動し、2か月程度住み込みで生活しながら授業を受けることになります。
また、能登町で希望した中学生42人も同じ施設に集団避難し、親元を離れて生活を送ります。
中学生の集団避難については、今月17日、輪島市の中学生258人も白山市の施設に避難していて石川県で集団避難をする中学生はあわせて400人を超えることになります。
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