原発事故のあと立ち入りが厳しく制限されている帰還困難区域のうち、住民が帰還して暮らせるように新たに認定された大熊町と双葉町の「特定帰還居住区域」で、20日初めて除染などの作業が始まりました。
希望する住民が帰還して居住できるようにするため、国は自治体が定めた計画をもとに「特定帰還居住区域」を設定し先行して除染や建物の解体、インフラの整備などを行うことにしています。
このうち大熊町では、常磐自動車道の大熊インターチェンジ付近のおよそ60ヘクタールが、双葉町では、JR双葉駅に近い2つの地区のおよそ50ヘクタールがこれまでに認定されていて、20日これらの地区で除染などの作業が始まりました。
「特定帰還居住区域」でこうした作業が行われるのは初めてで、大熊町では農地の除草や表土の削り取りが双葉町では住宅からの家財道具の運び出しが行われたということです。
国は、来年7月中旬までに2つの自治体でおよそ27ヘクタールの除染と住宅など33棟の解体を行う計画です。
からの記事と詳細 ( 大熊町と双葉町の「特定帰還居住区域」除染作業始まる|NHK 福島県のニュース - nhk.or.jp )
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