おととし5月、愛媛県今治市沖の来島海峡付近で日本の貨物船「白虎」と外国船籍のタンカーが衝突した事故では、貨物船が沈没し、乗組員2人の死亡が確認されたほか、1人が行方不明となっていてこれまでに事故による死亡と認定されています。
貨物船は、水深およそ60メートルの海底に転覆した状態で沈んでいて、船を所有する会社は引き揚げに向けて準備を進めてきました。
事故から2年余りとなるなか、17日から現場の海域では本格的な船体の引き揚げが始まり、大型台船2隻を配置して貨物船を浮上させるためタンクに空気を送り込む作業が行われました。
その後、船体に開けた穴に通したチェーンを巻き上げて船を浮上させる作業などが行われるということで、作業を行う会社によりますと早ければ19日には今治市の港に運ばれるということです。
事故を巡っては、ことし2月松山地方裁判所が貨物船側の過失を認め、業務上過失致死などの罪に問われた航海士に対して有罪判決を言い渡しましたが、航海士側はこれを不服として控訴し、高松高等裁判所で裁判が続いています。
からの記事と詳細 ( 貨物船とタンカー衝突事故 貨物船の引き揚げ作業始まる 愛媛 - nhk.or.jp )
https://ift.tt/sJBO4Wu
No comments:
Post a Comment