中南米音楽の国内最大規模の祭典「コスキン・エン・ハポン」が福島県川俣町で11日から始まり、多くの人でにぎわいました。
「日本のコスキン」を意味する「コスキン・エン・ハポン」はアルゼンチンのコスキン市で開かれている音楽の祭典をモデルに川俣町で昭和50年から開かれている中南米音楽のイベントです。
台風や新型コロナウイルスでの影響で中止や観客数の制限などが続きましたがことしは、5年ぶりにコロナ禍前と同じ規模の3日間の日程で11日から始まりました。
全国から、およそ100のグループが参加し、「ケーナ」と呼ばれる縦笛や「ボンボ」という大きな太鼓、それに、十本の弦があるウクレレに似た「チャランゴ」など中南米の楽器を使い、「フォルクローレ」という民族音楽を奏でていました。
また、色鮮やかな長いスカートを身にまとい、中南米の音楽にあわせて踊りを披露するグループもありました。
客席の人たちは踊りや演奏に合わせて手拍子をしたり、ステージが終わると大きな拍手をおくっていました。
踊りを披露した川俣町の高校1年生は「指先まで意識して踊れて楽しかったです。去年までは観客数が制限されていたがきょうはお客さんの数を見て励みになりました」と話していました。
また郡山市から参加して演奏を披露した人は「こういう機会がないとなかなか触れられる音楽ではないのでいいイベントだと思う」と話していました。
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