2023年08月28日 15:15更新
小粒ながら上出来!
上越市北方の岩の原葡萄園でスパークリングワインにつかうブドウの収穫が28日(月)から始まりました。
収穫されたのは「ローズ・シオター」という品種です。
ローズ・シオターは、岩の原葡萄園の創業者で日本ワインぶどうの父として知られる川上善兵衛が交配した品種です。
スパークリングワインや白ワインの原料になります。
28日は職員など9人が手際よく収穫していました。
岩の原葡萄園 和田弦己 栽培技師長
「スパークリングワインは酸味がある方がおいしさや味わいがある。少し早めに収穫している」
岩の原葡萄園によりますと、今年は晴れの日が多かったことで実の糖分が増し、皮には香り成分と旨みが詰まるなど小粒ながらもワインに適したブドウができたということです。
岩の原葡萄園 和田弦己 栽培技師長
「太陽の力を受けてブドウが成熟しておいしい状態になった。ナシや柑橘、青リンゴの風味がある。これを醸造にバトンタッチし、しっかり仕込めば爽やかでフルーティーなスパークリングワインになる。楽しみに待っていてほしい」
28日は2トンが収穫されました。ワインに仕込んだ後、来年の秋以降に販売されます。また、来月4日(月)からは白ワインになるブドウが収穫される予定です。岩の原葡萄園では6ヘクタールの畑でワイン用のブドウ6品種を作っていて収穫は、10月中旬まで続きます。
※ご覧の記事は、2023年08月28日 JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch)初回18:30
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