WBC準々決勝 日本9-3イタリア ( 2023年3月16日 東京D )
第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準々決勝が16日、東京ドームで行われ、日本が9-3でイタリアに勝利して5大会連続の4強を決めた。「6番・一塁」で先発出場した岡本和真内野手(26=巨人)が3点本塁打を含む2打数2安打2四球5打点の活躍を見せた。
今大会17打席目だった1-0の3回2死一、二塁で体勢を崩されながらも、最後は左手一本で左翼席スタンドに運ぶ3点本塁打を放った。さらに続く5回無死二、三塁となった第3打席では初球を右中間2点二塁打で侍ジャパン最多タイとなる5打点目をあげて勝利に貢献した。
試合後のヒーローインタビューに現れた岡本和は「最高です」と“本拠地”の声援に感謝した。また、本塁打の手応えも「最高です」と振り返った。さらに大歓声の中でのダイヤモンド一周での心境についても「最高です」と答えて球場を爆笑させた。
“最高です劇場”は終わらない。WBC1号の思いを聞かれて「最高です」。次の戦いの舞台は米国へと移す中、この大歓声について聞かれて「最高です」。最後に日本の選手を代表して意気込みを聞かれると「えぇ…もう…」と言葉に詰まると、球場から笑いが起こった。
岡本和自身も笑ってしまい、左手で思わず口元を隠した。そして「最高です」と言い直した。まさかの「最高です」6連発でヒーローインタビューを終え、球場のファンから大歓声を浴びた。
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