ライボ(東京都渋谷区)の調査機関「Job総研」は「2023年 副業・兼業の実態調査」を実施した。その結果、現在副業をしているのは全体の約2割で、副業のみの年収の平均値は20万円であることが分かった。
副業をしているのは40代が最多
「現在副業や兼業をしているか」の質問では、全体の22.6%が「している」、77.4%が「していない」と回答した。年代別では、40代の副業実施率が31.7%で最多となり、50代が22.4%、30代が20.7%と続いた。
今後、副業をしたいと思うかの問いでは、副業を「したいと思う」(55.1%)、「どちらかといえばしたいと思う」(30.4%)を合わせ、85.5%が“したいと思う派”となった。年代別で“したいと思う派”をみると、40代が87.5%と最多となり、いずれの世代でも8割を超える結果となった。
副業をしていると回答した76人に、2018〜22年で副業していた年を聞くと、18年が35.5%、19年が46.1%、20年が50.0%、21年が63.2%、22年が72.4%となり、毎年増加傾向がみられた。また18年と比較し、22年の実施率は約2倍となった。
また、全体を対象に23年の内に副業を始めたいと思うかを尋ねると、「始めようと思う」「どちらかといえば始めようと思う」と回答した“始めようと思う派”が65.8%だった。
現在副業をしていない人に理由を聞いてみると、最も多い理由が「会社から禁止されている」(33.8%)で、次いで「本業が忙しく時間がない」(30.8%)、「同時進行する自信がない」(28.8%)と続いた。
今後副業をしたいと回答した人に、副業をしたいと思う理由を尋ねると、「収入を上げるため」が70.4%で最多だった。続いて「小遣い稼ぎ」(48.4%)、「自身のスキル向上のため」(42.5%)となった。
関連記事
からの記事と詳細 ( 副業実態、40代での実施率が最多に 副業のみの年収平均は? - ITmedia NEWS )
https://ift.tt/LCylaUP
No comments:
Post a Comment