メッセージアプリ「LINE」でのコミュニケーションが主流となった今、日常的なインターネット利用は、「スマホのみ」が最多であるという。LINE株式会社の調査によると、シニア層における「スマホ」利用者の急増が背景にあるようだ。今回は「インターネット利用環境調査」をもとに、年代別「スマホ」利用者についてもお伝えしていこう。
インターネット利用は「スマホのみ」が56%で最多
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職場や学校での利用も含み、週1回以上のインターネット利用は「スマホのみ」が最多を維持した(「LINE株式会社」調べ)
LINE株式会社は2月17日、「2022年下期のインターネット利用環境に関する調査」結果を発表。2016年4月から半期に一度実施されている同社の定点調査内容によると、日常的なインターネットの利用環境は「スマホのみ」の利用が最多を維持した。
2022年10月、国内の15歳から79歳の男女1,154人を対象に行った調査結果によると、「スマホ」でのインターネット利用者は全体の97%で、調査開始以来、継続して今回も最多を維持した。「PC」の利用者は、前回と同じく42%という結果だった。
構成比としての最多は「スマホのみ」の56%で、前回調査の54%よりわずかに増加した。「スマホとPC」の併用は42%、「PCのみ」は前回調査と同様に1%となった。
シニア層の「スマホ」利用者が、ますます増加
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2021年10月以降「スマホ」の利用者が90%台後半を維持しているのに対し、「ガラケー」は1%と、過去最少だった(「LINE株式会社」調べ)
デバイス別でのインターネット利用者の推移は、「スマホ」利用者が97%で、2021年10月以降ずっと90%台後半を推移している。「PC」「タブレット」の利用者は、ともに2021年10月以降で増減はあるものの、「PC」は40%台、タブレットは約20%台で推移している。なお「ガラケー」利用者の割合は減少傾向にあり、今回の調査では過去最少の1%を記録した。
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シニア層でのスマホ利用者が急増している理由の一つに、ガラケーが順次サービスを終了していることが挙げられる(「LINE株式会社」調べ)
スマホ利用者を「年代別」で見ると、60代で82%、70代で54%という結果となった。今回の調査では10代から50代の「スマホ」利用者が、95%以上という高水準となった。60代以降は他の年代に比べるとスマホの利用割合は低いが、ここ数年は順調に増加している。
ガラケーで中心となっていた3G回線といわれる通信システムも、ソフトバンクが2024年1月下旬、ドコモが2016年3月と、各キャリアで順次サービス終了が決定している。ますます、ガラケーからスマホへの移行が見込まれる中、今後のスマホ利用率の動向が注目される。
出典元:【LINE株式会社/PR TIMES】
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