20日は1年で最も寒さが厳しくなるころとされる「大寒」です。
新潟県妙高市では特産の香辛料の原料となるとうがらしを真っ白な雪の上にさらす「雪さらし」が始まりました。
とうがらしの「雪さらし」は「かんずり」と呼ばれる妙高市特産の香辛料を作るため、「大寒」にあわせて地元の食品会社が行う真冬の風物詩です。
例年は会社の近くで行っていますがことしは会社周辺の雪が少ないことから妙高市内のスキー場で行われました。
去年夏に収穫し塩漬けにしたとうがらしを従業員たちが雪の上にまくと澄み切った青空と真っ白な雪、赤いとうがらしの鮮やかなコントラストが広がりました。
雪にさらすことでとうがらしのアクや雑味が水分とともに雪に吸収され、さっぱりとした辛さの香辛料に仕上がるということです。
食品会社の東條昭人社長は「会社の周辺はまったく雪が降らず心配していましたが、『雪さらし』の会場をスキー場に提供していただき、うれしいです。『かんずり』は鍋やスタミナ料理など1年を通じて楽しめる香辛料なので、いろいろな料理に使っていただきたい」と話していました。
とうがらしの雪さらしは来月末ごろまで行われるということです。
からの記事と詳細 ( とうがらしの「雪さらし」始まる 新潟 妙高|NHK 首都圏のニュース - nhk.or.jp )
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