Aマドリードは1日にチャンピオンズリーグ(CL)・グループB最終節、アウェーでのポルト戦を1-2で落とした。
前節レーバークーゼン戦の引き分けでCL敗退が決定したアトレティコ。この日に目指すのはヨーロッパリーグ(EL)出場圏の3位でグループステージを終えることだが、その条件は勝利か、勝ち点1差で最下位レーバークーゼンと同じ試合結果を収めることになる(当該対決では2勝のレーバークーゼンが有利)。
前試合カディス戦で2-3を落としていたアトレティコは、不調を引きずったまま。いや、シメオネ・アトレティコの調子は昨季からずっと優れないままだったが、ここに来てその時代の終わりすら感じさせるパフォーマンスに終始している。
アトレティコが先制点を許したのは5分。左サイドをいとも簡単に突破されて、最後にタレミにシュートを決められた。ビハインドを負ったアトレティコの反撃はアイデアと創造性を欠いてポルトの守備に跳ね返され続け、24分に2失点目。今度は右サイド、モリーナの裏のスペースの突破を許し、サビッチがクリアミスして、ヘイニウドもカバーできずと守備が崩壊する中で、最後にはエウスタキオにネットを揺らされている。
後半、シメオネ監督はジョアン・フェリックス、サウールをクーニャ、カラスコに代える。その後、攻撃で少しだけ可能性を感じさせることもあったが、全体的には圧倒的にポルトのペース。さらなる失点をしないのが不思議なほど決定機を許して(オブラクだけはいつものように凄まじい守備を見せていた)、ポルトのサポーターはパスの度に「オーレ!」を叫ぶほど歓喜している。アトレティコは後半アディショナルタイム、CKからマルカノのオウンゴールを誘発して1点を返すものの、結局あと1点届かず敗戦を喫している。
なおグループBのもう一試合、レーバークーゼン対クラブ・ブルッヘはスコアレスドローで終了。この結果、最終順位は首位ポルト(勝ち点12)、2位クラブ・ブルッヘ(勝ち点11)、3位レーバークーゼン(勝ち点5)、4位アトレティコ(勝ち点5)に。アトレティコが2011年12月末から続くシメオネ政権においてCLで敗退するのは2回目だが、ELに出場できないのは初のこと。2017-18シーズン、ELに回ったアトレティコは優勝を達成したが、今季は欧州カップ戦から完全に姿を消している。(Goal.com)
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