明日香村にあるキトラ古墳の壁画で、古代中国の星座を描いた国宝の「天文図」の一般公開が15日から始まり、事前に応募した大勢の考古学ファンなどが訪れました。
明日香村にあるキトラ古墳の壁画について、文化庁などは、年に4回、一般に公開していて、今回は国宝の「天文図」の公開が、事前に応募した人を対象にきのうから始まりました。
「天文図」は、およそ1300年前の飛鳥時代に造られたキトラ古墳の石室の天井に描かれたものです。
東アジアでは最古とされる天文図で、金ぱくで表現されたおよそ360個の星を朱色の線でつなぐことで、古代の中国で観測されたとされる70余りの星座が描かれています。
大阪・枚方市から訪れた60代の主婦は「天文図が素晴らしく、古代の人の技術の高さが良くわかった。壁画の公開があればまた来たい」と話していました。
キトラ古墳の「天文図」の一般公開は、11月13日まで行われています。
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