旧薩摩藩主の別邸として知られる鹿児島市の「仙巌園」で、恒例の「菊まつり」が1日から始まり、西郷隆盛の「菊人形」が来園者を出迎えています。
「菊まつり」は鹿児島市にある旧薩摩藩主・島津家の別邸、「仙巌園」で毎年この時期に開かれます。
ことしも1日から始まり、黄色や赤、ピンクなど色とりどりのおよそ1万5000本の菊の花が園内を彩っています。
このうち「三重の塔」は、懸崖作りという技法で育てた黄色の花で屋根を飾っていて、背景には桜島を望むことができます。
また入り口付近で入園した人を出迎える西郷隆盛の「菊人形」は、着物を花で表現していて、まつりの期間中に花を入れ替える“お色直し”も行う予定だということです。
夏に厳しい暑さが続いた影響でことしは生育がやや遅く、まだ咲き始めのものが多いということですが、今月中旬ごろには見ごろを迎えるということです。
兵庫県から訪れた50代の男性は「初めて見ましたがきれいに飾っていてびっくりしました。ゆっくり観光しようと思います」と話していました。
仙巌園の観光交流課、川野円さんは「職人たち丹精込めて作った菊なので、細かいところなどをご覧頂ければと思います」と話しました。
「菊まつり」は今月23日まで開かれています。
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