国内では初めてとなる商業ベースの大型洋上風力発電所の建設工事が、秋田港で28日から始まりました。
大手商社などでつくる発電会社「秋田洋上風力発電」は、秋田港と能代港の港湾であわせて33基の風車の建設を進めていて、すでに能代港では20基すべてが完成しています。
残る13基の建設が秋田港で28日から始まり、午前中は港近くの海底に固定されたくいの上に、高さが65メートルある風車の支柱が巨大なクレーンを使って据え付けられました。
その後、支柱の先端にある発電機が入る部品に、ブレードと呼ばれる羽を1枚ずつ取り付ける作業が行われていました。
発電会社では、来月中旬までにすべての風車の組み立て作業を終え、電気系統の設備の工事などを経てことし12月に運転を開始する予定で、商業ベースでの大型洋上風力発電所の稼働は全国で初めてとなります。
秋田港を訪れていた市内に住む20代の男性は「間近で見ると大きくて立派な風車だと思いました。日本でまだ例がないので、新しい産業や技術が秋田に生まれることを期待しています」と話していました。
また仙北市に住む60代の男性は「風車を建設しても採算がとれなくて撤退するということは避けてほしい」と話していました。
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