戦国武将の上杉謙信が愛用したと伝わる国宝の日本刀「山鳥毛(さんちょうもう)」の特別展示が瀬戸内市で始まり、全国から多くの刀剣ファンでにぎわっています。
国宝の「太刀 無銘一文字」は、鎌倉時代中期に、今の瀬戸内市で作られ、山鳥の羽毛のような刃文から「山鳥毛」と呼ばれ、戦国時代には上杉謙信も愛用したと伝わっています。
瀬戸内市は、里帰りを実現させようと全国から寄付を集め、おととし5億円で購入し、備前長船刀剣博物館で年に1回、特別公開しています。
ことしの特別展示は8月から始まり、全国から多くのファンが訪れ、唯一無二といわれる豪壮な太刀の姿と華やかな刃文を、熱心に鑑賞していました。
岡山市の小学2年生の男の子は「初めて山鳥毛を見ましたが、刃文がすごくてかっこよかった」と話していました。
会場には、「山鳥毛」が作られた時代に活躍した名工「光忠」の太刀など、地元、長船が生んだ名刀を中心に39点が展示されています。
博物館の杉原賢治学芸員は「名刀の産地、長船の歴史に思いをはせながら、鑑賞を楽しんでほしい」と話していました。
特別展示は9月25日までで、事前の予約が必要です。
からの記事と詳細 ( 瀬戸内市で国宝の日本刀「山鳥毛」の特別展示が始まる|NHK 岡山県のニュース - nhk.or.jp )
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