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Monday, August 22, 2022

核痕跡が地質年代「人新世」始まり 別府湾、世界基準地層候補に - 中日新聞

大分・別府湾の海底から採取された地層=2021年6月(加三千宣・愛媛大准教授提供)

大分・別府湾の海底から採取された地層=2021年6月(加三千宣・愛媛大准教授提供)


 四十六億年に及ぶ地球史を区切る地質年代。二十世紀半ば以降を新時代「人新世(じんしんせい)」とする提案が注目される中、この始まりを示す地層が大分・別府湾の地下で見つかった。海の底に土砂が積もり保存される特別な環境で、二十世紀に盛んに行われた核実験で出た放射性物質プルトニウムがごくわずかに残っていた。一昨年、約七十七万〜約十二万年前がチバニアン(千葉時代)と名付けられたように、日本の名前が刻まれる可能性も遠くに見える。...

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