黒潮の影響を受ける和歌山県串本町の海で、サンゴの産卵が始まり、地元の学芸員が幻想的な光景を撮影しました。
本州最南端の串本町では、暖かな黒潮の影響で、多様な生態系が育まれ、100種類を超えるサンゴが生息しています。
このうちテーブル状のサンゴ「クシハダミドリイシ」の産卵が始まり、今月9日午後10時ごろ、串本海中公園センター水族館の平林勲学芸員が、付近の海で撮影に成功しました。
サンゴの表面からは直径0.5ミリほどの薄いピンク色をした「バンドル」と呼ばれる卵と精子が一緒に入ったカプセル状の粒が放出されて海中に漂い、幻想的な光景が広がっていました。
平林さんによりますと、今回確認された「クシハダミドリイシ」の産卵時期は例年とほぼ同じだということです。
平林学芸員は「吹雪のような非常に幻想的な光景でした。引き続き観察を続けていきたい」と話していました。
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