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Tuesday, July 12, 2022

本番へ 工夫あるのみ 魚津・小学校プログラミングクラブ - 中日新聞

ミラたんカップの予選コースでロボットを試走させる児童=魚津市よつば小で

ミラたんカップの予選コースでロボットを試走させる児童=魚津市よつば小で

 魚津市内の小学校で本年度に始まったプログラミングクラブの一学期最後の活動が十一日、よつば、道下、経田の三校であった。よつば小では、九月三日にありそドームで開かれる自律走行ロボットキットを使った「プログラミングコンテスト ミラたんカップ」の予選コースが設定され、クラブの児童がロボットの試走を繰り返した。

 市の委託を受けた市内の電気通信設備施工会社「日本海電業」と協力会社のスタッフを招き、月に一回程度、四〜六年の児童がロボットの組み立てやロボットの動きを制御するプログラミングを教わっている。

 ロボットは駆動部に二個、アーム部に一個のモーターを仕込み、赤外線センサーなどを搭載。プログラミングで走行時間や向きを指示でき、アームを動かすこともできる。

 この日、よつば小では、ボウリングのピン十本を並べた縦二・四メートル、横八十四センチのコースが設定された。コンテスト本番では制限時間内にどれだけピンを倒せるかなどが争われるため、児童らはロボットの動きに回転を加えるなどして何度も工夫を重ねていた。

 六年の堀地海輝也(うきや)君は「プログラミングは何度失敗してもいいし、成功すると達成感があるから面白い」と話した。(松本芳孝)

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