道東の野付湾で、三角形の白い帆が特徴的な帆掛け舟を使った伝統のホッカイシマエビ漁が始まりました。
別海町の野付湾で初夏のホッカイシマエビ漁が28日から始まり、午前4時半ごろおよそ20隻が尾岱沼漁港から出漁しました。
水深の浅い野付湾では、エビの住みかとなる海草のアマモを傷つけないよう風の力で進む帆掛け舟を使った「打瀬網漁」と呼ばれる伝統的な方法で行われています。
漁業者は風の強さにあわせて帆を開き、舟を進めました。
そして、袋状の網を引いて舟の上にたぐり寄せると、褐色のしま模様のあるエビが勢いよく跳ねていました。
資源保護のため、体長が9センチを上回るエビのみを出荷し、それ以下のサイズのものは海に戻していました。
漁業者の山口光明さんは「風がなく漁に時間がかかっていますが、エビは大きいです。現地で生で食べるのが一番ですが、ゆでてもとてもおいしいです」と話していました。
野付湾のホッカイシマエビ漁は7月21日まで行われます。
からの記事と詳細 ( 道東の野付湾 初夏のホッカイシマエビ漁始まる|NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp )
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