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Saturday, June 18, 2022

生糸の原料になる繭の出荷始まる 栃木 小山|NHK 首都圏のニュース - nhk.or.jp

養蚕が盛んな栃木県小山市で、生糸の原料になる繭の出荷が始まりました。

栃木県は、繭の出荷量が全国で2番目に多く、なかでも生産が盛んな小山市とその周辺の生産者でつくるJAおやま養蚕部会では、去年、全国の1割に当たる量を出荷しています。
ことしはJAを通じた出荷が18日から始まり、7軒の生産者が、小山市にある集荷所に繭を持ち込みました。
繭は、先月中旬から桑の葉を与えて育てた「春嶺鐘月」という蚕がつくったもので、真っ白な色が特徴です。
生産者たちは、長さ3.5センチほどの繭を台の上に広げ、汚れがあるものや形が悪いものを取り除いたあと、トラックに積み込んでいました。
「JAおやま」によりますと、18日の出荷量はおよそ1.6トンで、群馬県の製糸工場へ運ばれ、生糸に加工されます。
ことしは10月中旬ごろまでにあわせて6トンの出荷を目指すということです。
JAおやま養蚕部会の五十畑茂部会長は、「今回の繭はやや小さめですが、厚みがあってしっかりしたものができた。絹製品を利用していただければうれしい」と話していました。

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