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Sunday, May 8, 2022

<フォーカス> 焼き物、学んで楽しんで マイスター検定始まる:中日新聞Web - 中日新聞

検定のチラシややきものハンドブックを手に受験を呼び掛ける市川専務理事=多治見市明治町の日陶商連で

検定のチラシややきものハンドブックを手に受験を呼び掛ける市川専務理事=多治見市明治町の日陶商連で

 全国の陶磁器関連の団体がオンライン検定「やきものマイスター」を始めた。パソコンやスマートフォンを使っていつでも、どこからでも受験できる特長を生かし、業界で働く人や消費者に焼き物の知識を広げてもらうのが狙いだ。 (片岡典子)

 主催は陶磁器のメーカーや商社、小売店などの団体でつくる「陶器の日」事業四団体協議会。事務局の日本陶磁器卸商業協同組合連合会(日陶商連、多治見市明治町)によると、業界の人たちの知識の底上げを目的に計画した。焼き物に興味を持ってもらおうと、一般の人にも検定を公開した。

 二〇一九年に参考書の「やきものハンドブック」の制作に着手したのを始まりに準備を進め、昨年の「陶器の日」(十月四日)に三級を、今年一月に二級と一級を公開。一級は二級に合格した人が受験できる。

 検定はやきものマイスターのウェブサイト=から受験できる。三級は十五問、二級は三十問で七割以上を正解する必要がある。一級は五十問で九割以上の正解が合格基準で、「業界関係者もうなる難しさ」の出題もあるという。受験料は一級が五千五百円、二級が三千三百円。三級は無料。

 三月末現在の受験者は二級が二百七十七人、一級が五十八人。...

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