全国の陶磁器関連の団体がオンライン検定「やきものマイスター」を始めた。パソコンやスマートフォンを使っていつでも、どこからでも受験できる特長を生かし、業界で働く人や消費者に焼き物の知識を広げてもらうのが狙いだ。 (片岡典子)
主催は陶磁器のメーカーや商社、小売店などの団体でつくる「陶器の日」事業四団体協議会。事務局の日本陶磁器卸商業協同組合連合会(日陶商連、多治見市明治町)によると、業界の人たちの知識の底上げを目的に計画した。焼き物に興味を持ってもらおうと、一般の人にも検定を公開した。
二〇一九年に参考書の「やきものハンドブック」の制作に着手したのを始まりに準備を進め、昨年の「陶器の日」(十月四日)に三級を、今年一月に二級と一級を公開。一級は二級に合格した人が受験できる。
検定はやきものマイスターのウェブサイト=から受験できる。三級は十五問、二級は三十問で七割以上を正解する必要がある。一級は五十問で九割以上の正解が合格基準で、「業界関係者もうなる難しさ」の出題もあるという。受験料は一級が五千五百円、二級が三千三百円。三級は無料。
三月末現在の受験者は二級が二百七十七人、一級が五十八人。...
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