青森県のブランド米「青天の霹靂」の田植えが県内各地で始まりました。
青森県が開発したブランド米「青天の霹靂」は、全国のコメのおいしさを評価する「食味ランキング」で最高ランクの「特Ａ」評価を７年連続で受けています。
「青天の霹靂」の田植えは県内各地で始まっていて、米どころの１つ、青森県平川市の工藤憲男さんの田んぼでも、１５日からが作業が始まりました。
工藤さんは、高さ１５センチほどに育った苗を、田植え機で水が一面に張られた田んぼにゆっくりと植えていました。
県によりますと、新型コロナウイルスの影響で外食控えが進んでいることなどから、県内での食用米の作付け面積が減っていますが、「青天の霹靂」は首都圏などからの需要も高く、ことしの作付け面積は去年より２８１ヘクタール増え、２１７８ヘクタールとなっているということです。
生産者の工藤さんは「お米を食べない人が増える中、どのようにしたら、おいしいお米を作ることができるのかということを考えながら米作りをしている。『青天の霹靂』は粒ぞろえもいいし、冷めてもおいしいので、まだ食べたことない人に食べてもらいたい」と話していました。
「青天の霹靂」の田植えは今月下旬まで続き、９月中旬に収穫を迎えるということです。
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