長野県の諏訪大社の御柱祭が2日から始まり、山から里へ御柱をひきだす「山出し」が、新型コロナの感染防止のため初めてトレーラーを使って行われています。
諏訪大社の御柱祭は、数えで7年に1度、山のモミの木を切り出し、境内の御柱を建て替える勇壮な祭りで、上社の「山出し」を皮切りに2日から始まりました。
茅野市と原村の境にある山出しの出発地点には氏子や作業員たちが集まり、木遣り歌を歌って始まりを祝いました。
今回は、感染防止のため人力ではなく初めてトレーラーを使って行われ、氏子が御柱にまたがって急斜面を豪快に滑り降りる「木落し」は中止されました。
御柱は、大きいものから2本ずつ通常とは別のルートで運ばれ、午後には8本すべてが里に到着する見通しです。
最も大きい本宮一の御柱を担当する地区の矢島正恒大総代は「コロナ禍で山出しの参加人数を制限しましたが、すべての思いを御柱にかけて安全に運搬されることを見守りたいです」と話していました。
下社の8本の御柱の「山出し」は今月8日と9日に行われます。
からの記事と詳細 ( 長野 諏訪大社の御柱祭始まる「山出し」にはトレーラー使用|NHK 首都圏のニュース - nhk.or.jp )
https://ift.tt/OiyAgZr
No comments:
Post a Comment