「大学入学共通テスト」が15日始まり、東北地方でもあわせて44の会場で受験生が試験に臨みました。
「大学入学共通テスト」は、センター試験に代わって去年から始まり、出題方法はこれまでと同じマークシート方式ですが内容は思考力や判断力がより重視されるようになっています。
試験は、15日から2日間、全国一斉に行われ、大学入試センターによりますと、東北地方では44の会場であわせて3万1061人が出願しています。
このうち仙台市青葉区にある東北学院大学土樋キャンパスでは午前に「地理歴史・公民」の試験が行われ受験生たちが受験票を大学職員に提示して次々と会場に入っていきました。
栗原市の高校3年生の男子生徒は「地元と違って人がたくさんいるので、新型コロナウイルスが怖いですが、今までの成果を出せるように頑張りたい」と話していました。
大学では各教室の前にアルコール消毒の容器を置き、席の間隔を空けるなど感染対策を行っているほか、新型コロナの濃厚接触者となった受験生が試験を受ける部屋も準備しています。
一方、新型コロナに感染したり、濃厚接触者になったりして、本試験も追試験も受けられなかった場合は文部科学省は、個別入試の結果で合否判定するよう、全国の大学に異例の要請をしています。
東北地方の会場では午前中に強風などで列車が遅れた影響で福島県と山形県の一部で試験の開始時刻を遅らせる措置をとったということです。
また、宮城県の1つの会場では午後の国語の試験で問題文の配付が遅れたため試験開始に最大で10分の遅れが出たということです。
このほか、秋田県の1つの会場で試験前の説明に時間がかかったことなどから、「地理歴史、公民」で1分、「国語」で40秒ほど試験開始が遅れました。
いずれも終了時間を遅らせて対応をしたということです。
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