米モデルナ製の新型コロナウイルスワクチンから異物が見つかった問題で、国内流通を担う武田薬品工業は1日、スペインの製造委託先で生産機器に部品を取り付ける際、人為的なミスがあったのが原因だと発表した。回収したワクチン以外に異常はなかったという。
発表によると、問題となったワクチンはスペインの委託先企業が6~7月に製造した。生産を他の製品から当該ワクチンに切り替える際、適切に取り付けなかった部品同士が摩擦を起こし、粒子状のステンレスがワクチンの瓶内に入った。この異物が健康に悪影響を与えることはないとする見解も改めて示した。
スペインの製造委託先では再発防止のため、製造ラインを総点検したほか、部品が正しく取り付けられたかを確認する精密測定器を導入した。異物は8月、国内の大規模接種や職域接種会場で相次いで見つかり、武田が自主回収した。
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