福島県で新しいオリジナルブランド米、「福、笑い」の本格的な販売が２８日から始まり、福島市では東京オリンピックで金メダルを獲得したソフトボール日本代表の上野由岐子投手などが参加して記念イベントが開かれました。
「福、笑い」は、福島県産米をけん引する存在として１４年かけて開発された新しいブランド米で、甘みともっちりとした食感が特徴です。
２８日から本格的な販売が始まり、福島市飯坂町の旅館では、記念イベントが開かれました。
この中で内堀知事は、「『福、笑い』を通じて全国の食卓にすてきな笑顔を届けたい」とあいさつしました。
イベントには、東京オリンピックで金メダルを獲得したソフトボール日本代表の上野投手や宇津木麗華監督が特別ゲストとして招かれ、「福、笑い」を試食しました。
上野投手は、「日本一のコメを目指すために自信を持ってたくさんの方に勧めて知って欲しい」と話していました。
また、東京からオンラインで参加した「福、笑い」の総合アドバイザーでクリエイティブディレクターの箭内道彦さんや、米袋のデザインなどを担当したイラストレーターの寄藤文平さんらも本格デビューを祝いました。
「福、笑い」は、県やＪＡなどで作る団体から認定を受けた農家が栽培し、およそ１２０トンが出荷される予定で、県内や首都圏の百貨店などで販売されています。
県農産物流通課の鈴木正人課長は、「他県のブランド米と比べ厳しい戦いになるが、限られた生産量という希少性をアピールして戦っていきたい」と話していました。
からの記事と詳細 ( 新しいブランド米「福、笑い」の本格的な販売始まる｜NHK 福島県のニュース - nhk.or.jp )
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