ことしで１４４回目を迎える秋田の農業の祭典「秋田県種苗交換会」が、新型コロナウイルスの感染予防対策をとりながら、２９日から能代市で始まりました。
「秋田県種苗交換会」は、明治時代に農家がすぐれた農産物の種や苗を交換するために始まり、今では農家や消費者が交流をはかる農業の祭典として続けられています。
去年は新型コロナウイルスの感染防止のため、日程が２日間短縮されましたが、ことしは例年の７日間に戻しての開催となり、２９日から能代市で始まりました。
主会場の能代市総合体育館には、県内の農家が出品した農産物などおよそ１２００点が展示されていますが、新型コロナ対策で展示物の間隔を空けるため、例年より８００点ほど少なくなっているほか、訪れた人が触らないように農産物の前には透明なシートが設置されています。
地元の７０代の農家の男性は「農産物はみんなすばらしいできばえです。ことしは地元なので毎日来たいです」と話していました。
主催したＪＡ秋田中央会の斉藤一志会長は「コロナの感染状況を心配していたが、幸い落ち着いてくれた。コロナ対策をしているので多くの人にきてもらい、農家の人たちが大切に育てた農産物をみてほしい」と話していました。
種苗交換会は来月４日まで開かれています。
からの記事と詳細 ( 農業の祭典「秋田県種苗交換会」始まる 能代市 来月４日まで｜NHK 秋田県のニュース - nhk.or.jp )
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