風の力で進む帆掛け舟を使った伝統のホッカイシマエビ漁が、道東の別海町にある野付湾で始まりました。
別海町の野付湾では毎年、初夏と秋にホッカイシマエビ漁が行われていて、ことしの秋の漁が25日から始まりました。
野付湾は水深が浅く、エビの住みかとなる海草をスクリューで傷つけないよう、風の力で進む白い帆掛け舟を使った「打瀬網漁」と呼ばれる伝統的な方法で行われます。
午前6時ごろおよそ20隻が出漁し、漁業者は風の強さや向きに合わせて帆を動かし舟を進めました。
そして、舟に網を引き上げると、緑色のしま模様があるエビがピチピチと跳ね、漁業者は資源保護のため体長が9センチを上回るものだけを選んで箱の中に入れていました。
この時期のエビは卵を抱えていて、特に人気が高いということです。
漁業者の山口光明さんは「いつもよりメスが少ないけれど大きいエビが多いです。ゆでても生でもおいしいので、ぜひ食べてもらいたい」と話していました。
野付湾のホッカイシマエビ漁は来月6日まで行われます。
からの記事と詳細 ( 別海町の野付湾 秋のホッカイシマエビ漁始まる|NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp )
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