山鹿市の神社で奉納された、和紙の伝統工芸品「山鹿灯籠」の無料公開が、22日から始まりました。
灯籠は例年、8月の「山鹿灯籠まつり」の期間中、街角に飾られたあと神社に奉納されていますが、ことしは、新型コロナの影響で祭りが中止になりお披露目の機会がなかったため、今回、新作の山鹿灯籠を、無料で公開することにしました。
会場には、地元の職人8人が和紙とのりを材料に、ことし新たに制作した各地の神社などをかたどった山鹿灯籠27基が展示されています。
このうち、去年7月の豪雨で被災した人吉市の青井阿蘇神社の楼門をかたどった灯籠は、筒状に巻いた和紙、およそ1万5000本を屋根の部分に敷き詰めかやぶきを表現しています。
また、岩手県の三陸鉄道の車両をかたどった灯籠は、車体の下にある車輪や機械まで和紙で作った部品を組み合わせて精緻に再現されています。
母親と訪れた熊本市の20代の女性は「どの作品も細かい作りで職人の技術がすごいと思いました」と話していました。
灯籠の無料公開は、10月26日まで山鹿市の大宮神社の境内で行われます。
からの記事と詳細 ( 和紙の伝統工芸品「山鹿灯籠」 無料公開始まる 大宮神社|NHK 熊本県のニュース - NHK NEWS WEB )
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