お歳暮の店頭での受け付けが福岡市のデパートできょうから始まり、各地の特産品などを買い求める人たちでにぎわっています。
福岡市のデパートの特設フロアでは、午前１０時の開店と同時に多くの人が訪れ、お歳暮商品の品定めをしていました。
このデパートでは、持ち帰りなどの巣ごもり需要に応えるため自宅で家族などと楽しめる商品に力を入れていて、ことしは鍋の種類を去年より増やしているということです。
九州各地の特産品も取りそろえていて、福岡県の糸島産のまだいやとり肉などが用意されています。
このデパートでは新型コロナウイルスの感染対策として、人が触れる可能性があるなどの理由から、当面は商品のサンプルを置かず、カタログを使った商品の説明を行っています。
県内に住む６０代の男性は、「親戚にビールなどを贈ろうと思っている。なかなか会えていないが、お歳暮を贈ることで『元気ですよ』と伝えたい」と話していました。
博多大丸営業推進部の橋本修さんは、「新型コロナの影響で会えない家族や友人に、お歳暮を通してあいさつする手伝いをしていきたい。インターネットでの予約も前年の倍のペースで増えているので、ぜひ活用してほしい」と話していました。
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