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【欧州・海外サッカー ニュース】ブンデスリーガ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフ率いるクリスティアン・プロイサー監督が、先日のカップ戦での日本代表MF田中碧の交代について言及した。
フォルトゥナ・デュッセルドルフは31日に行われるブンデスリーガ2部第12節でハンザ・ロストックと対戦。クリスティアン・プロイサー監督はこのアウェーマッチに向けた会見で、先日のカップ戦で前半のみで交代させた田中碧について言及した。
デュッセルドルフは27日のDFBポカール2回戦で同じ2部のハノーファーに敵地で0-3と敗戦を喫し、カップ戦からの敗退が決定。田中はその試合ではスタートメンバーとなり、室屋成との日本人対決が実現した。しかし、結局前半のみの出場となって後半はベンチから見守っている。
現地メディアの記者は29日の会見で、そんな田中について「あの試合にはまったく上手く入れていない印象を受けたが、以前の負荷が重かったのもあり、休養が必要だと思うか？」と質問。プロイサー監督は次のように返答した。
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「確かにあの日、彼は調子良くなかった。プレッシャーがないところで簡単なパスミスをしたことによりそれが示された。するとリズムに乗るのも難しくなる。だが評価したいのは、彼が試合後にものすごく反省していて、普通ならスタメンは翌日休みなのにすぐにも練習したいと求めていたんだ。それは良いサインだと思う。時には少しばかり止めなければいけないけどね」
「だが、私はアオに非常に満足している。すべてが簡単であることはない。彼は若くて、日本からここヨーロッパに来たんだ。以前も話したように過度な期待をしてはいけない。それを踏まえつつ、彼のプレーが良くなかったらそれを指摘すべきだし、彼も良くなかったことはしっかりと自覚している。もちろん休養を与える手もあるが、逆に次の試合で先発ならより上手くやれることを見せてくれることだって考えられる」
なお、プロイサー監督は10月前半にU-21ドイツ代表チームでの活動中に新型コロナウイルスに感染したMFアペルカンプ真大についても言及。「シンタはすでにチーム練習を再開している。日曜日に間に合うかは様子見なければいけないが、来週は必ずメンバー入りするだろう」と明言した。
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