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Saturday, October 30, 2021

スーパーフォーミュラ第7戦鈴鹿予選:“始まりの地”鈴鹿で松下信治&B-maxが会心のPP! - Motorsport.com 日本

 2021年スーパーフォーミュラ第7戦(最終戦)の公式予選が鈴鹿サーキットで行なわれた。ポールポジションを獲得したのは松下信治(B-Max Racing Team)で、タイムは1分36秒717だった。

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 全7戦で争われる2021年のスーパーフォーミュラもいよいよ最後のレースとなった。野尻智紀(TEAM MUGEN)のドライバーズタイトルは既に確定しているが、未だ確定していないチームタイトルやルーキー・オブ・ザ・イヤーの行方にも注目だ。

 予選日の午前に行なわれたフリー走行では、トップの野尻から17番手の坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING)まで1秒差以内という僅差。緊迫感が高まる中、快晴の下で13時50分に予選AグループのQ1がスタートした。

 このAグループのQ1は宮田莉朋(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)が1分37秒654でトップ通過。前戦ウイナーの大津弘樹(Red Bull MUGEN Team Goh)がそれに続いた。一方、鈴鹿を得意とすることで知られる山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING)は8番手でQ1敗退。苦戦が続く今シーズンを象徴するような結果に終わってしまった。

 BグループのQ1は、昨年の鈴鹿戦でスーパーフォーミュラ初優勝を挙げた大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)がトップで通過した。今季第2戦のポールシッターである福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、同レースウイナーの野尻も順当にQ2進出を決めた一方、昨季2勝の坪井をはじめとする3台がここでノックアウトとなった。

 AグループはQ2でも宮田がトップに。牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、大津、サッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING)がQ3に駒を進めた一方で、国本雄資(KCMG)、阪口晴南(P.MU/CERUMO・INGING)、シリーズランキング2番手の関口雄飛(carenex TEAM IMPUL)がここで敗退となった。今季の予選で安定した成績を残してきた阪口と関口にとって、Q3進出を逃すのは共に今季2度目だ。

 激しいアタック合戦が繰り広げられたBグループのQ2だが、ここでも大湯がトップタイムをマーク。この日初めて1分36秒台にタイムをのせ、2番手以下にコンマ3秒近い差をつけた。松下信治(B-Max Racing Team)、福住、野尻がQ3に進出し、平川亮(carenex TEAM IMPUL)、山下健太(KONDO RACING)、ジュリアーノ・アレジ(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)が敗退した。これでcarenex TEAM IMPULは2台揃ってQ2落ちとなり、DOCOMO TEAM DANDELION RACING、TEAM MUGENとのチームタイトル争いでビハインドを背負って決勝を迎えることとなった。

 韋駄天が集まったQ3では、隊列の前方を走る松下が1分36秒717という好タイムをマーク。後続はこのタイムを上回ることができず、セクター3で松下を上回った大湯は2番手、同じくセクター4で松下を上回った福住は3番手に留まった。これで松下のスーパーフォーミュラ初ポールが確定。今季は第2戦鈴鹿から土壇場でスーパーフォーミュラ参戦を実現させた松下が、B-maxとの“始まりの地”で見事な予選アタックを見せた。

 
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