三重県御浜町の農家では早生ミカンの出荷が始まりました。

 出荷が始まったのは、早生品種のミカン「味一号」で、御浜町下市木にあるJAの選果場で、11日から作業が始まりました。

 味一号は、温州ミカンとサマーフレッシュを交配させたミカンで、露地栽培の温州ミカンの中では最も早く出荷されます。

 甘さと酸味のバランスがよく、今年は猛暑や長雨の影響が心配されましたが、このところの晴天で、例年通り美味しいミカンに仕上がったということです。

 収穫は9月下旬まで行われ、約1000トンが三重県内や名古屋などに出荷されます。